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IJBC2024

· 活動報告

IJBC活動報告書

Sr.NJR 能勢悠雅

7月30日〜8月3日オランダ、エイントホーフェンにてIJBC2024が開催されました。参加者は NJR2名を含む3名。今回のIJBCは、昨年度に比べより具体的な国際レベルと、国内レベルの課題と改善点を議論し合う機会に加え、地域同士互いの理解を深め誤解をなくすことが目標でありました。今回の報告書では、セッションを1つ紹介をして、今年度の総評としたいと思います。

印象に残っているセッションは、IOの方が行われたangermanagement のセッションでした。内容は、CISV内外、人との関わりを通じて抱える怒りという感情をどのようにマネジメントするかというセッションでした。自分が、怒りを抱えること柄を自分の身近なひととグループで話し、そのangerを共有することで取り払い今後につなげようというものでした。なぜ印象に残ったかというと、このセッションには大きな課題があり、CISVのあり方を個人的に考えさせられたからです。

セッションには時間の制限があるため、共有する時間はあまり取れ得ないことは仕方ないが、怒りを伴う経験というのは個人個人違うとてもセンシティブな内容です。このセッションではその感情が非常に軽く捉えられているように感じました。中にはないてしまう子や、解消しきれず傷ついている子もいました。CISVでは、これらのような見えづらい感情や心のケアが最も大切な教育活動でありケアするべき事柄であると思います。もちろん内容は非常に素晴らしく、課題を発見したと同時に、個人的に一番好きなセッションでもあったため印象に残りました。こればJBのみでなく、CISVに属する人間としてしっかりと自分の中で考えていけない点であると感じ、このセッションの形を変えてJASPARCやTEA、YSに持ち帰るべきものであると考えます。

今年度のIJBC2024は、NJRとしての役割以上に、個人が今後CISVにどのように関わりアクティブに活動していけるのかについて考える素晴らしい機会であり、これまでJBとしてCISVに関わるなかで、実際にあまり機会がなかったJBやCISVの歴史に触れ、理解し、世界中のJBと議論し合う機会は、楽しく、熱く本当に素晴らしいものだと改めて感じました。「JBとは、JBの役割とは何か。」これはJBにとって最も大きな問いであると同時にゴールであると信じています。私は、この問いを出会うJBによく問いかけます。JBも毎年たくさんの行事や子供、大人たちとの関わりを大切にしておりJBとして最大限に努力して活動しています。しかし、時に「JB、CISVerとしての自分自身」を見失っていることが見受けられるきがします。JB、CISV活動では、もちろん大切にしていかなければならないやりとりもあるかもしれません。しかし、団体のために専念しすぎると、「私自身」がJB、CISVerとして活動することに盲目になっていることもあるのではないでしょうか。今年度のIJBCではJBが抱えている問題を解決しようといった表向きの解決ではなく、「JBは何をしているのだろう。」そんな問いに向かって本気で考えてみる機会でありました。

私にとってJBとは、「世界の中で自分の居場所を模索する機会であり、その中で社会の居場所にアプローチしていくきっかけを見つけさせてくれるところ」だと思っています。JBのみでなく、CISVに関わる全ての人が、世界に自分の居場所を見つけられることを願っています。そして、JBの皆さんはCISVで最もアクティブに挑戦できる場所を獲得しています。自分にとってのJBを常にアップデートし、それを信じて今後も活動し続けることが私たちとって一番の平和貢献なのかもしれません。私がNJRとしての2年間の締めくくりとして最後の国際での活動をやり遂げることができました。JB、CISV、IJBC。どうもありがとう。

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