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IJBC(国際ジュニア会議)参加報告

 

 

816日、リスボン)

2017年8月6日

 2017年8月 1 日〜8月 6日、リスボン(ポルトガル)で開催されたInternational Junior Branch Conference (IJBC)に参加してきました。 IJBCは年に一度、世界各国から集まったJBと共に、アクティビティやディスカッションを通して、これからのJBについて意見交換やアイディアを出し合う国際JB行事です。

 今年は35ヶ国から集まった約90名のJBが一堂に会し、日本からは私と福徳滉太君の2名が参加しました。

 IJBCで行われたセッションは全てEducational Content、Creativity & Innovation、Leadership & Self-Development、Vision & Strategyの4つのテーマから作られ、それらを通して、様々な話し合いが行われました。Educational Contentでは今年のCISVのテーマであるHuman Rightsと来年のCISVのテーマであるDiversityに焦点を置き、この2つについてより深い知識を得ると共に、これから様々なJB行事を通して、どのようにそれらにアプローチしていくべきかについて話し合いました。2つ目のテーマであるCreativity & Innovationでは、個々の創造性と革新性を使ってどのように、各国のJBのニーズにあったプロジェクトを創り出していくべきか、3つのセッションを通して学びました。Leadership & Self-Developmentでは、これまでCISVがどのように自分たちの人生に影響を与えてきてくれたか、自分たちの今までのCISVでの経験を振り返り、個々のリーダーシップのスキル向上を通して、これから自分たちが目指していきたい人生像について話し合いました。4つ目のVision & Strategyでは、 CISVが2018年までに獲得すべき目標が定められているStrategic Planをもとに、JBがどのようにCISVの発展に貢献していくことが出来るかについて皆で考えました。

 アジアからは2011年にバリで開催されたIJBC以来のたくさんのJBが参加し、私たち日本人参加者を含めた9名のJBが集まり、IJBCで得たことを通して、アジア各国のJBがどのように協力して、自国のJB、またアジアのJBの発展に繋げていくべきか話し合いました。また、経験と知識豊富なプランナーによって行われた内容の濃いセッションの他に、他国のJBの活動について話が聞け、お互いの情報、アイディア交換が出来ることもIJBCの大いなる特徴の一つです。アジアだけではなく他の地域のJBたちと実際に会い、お互いのJBについて話せる機会があるのは殆どIJBCだけで、自国のJBをより良いものへと導くためには、他国で行われた、または行なっているJB活動の成功例、失敗例に耳を傾け、その情報をどのように自国のJBに適用させていくか考えることが重要です。

 IJBCで学んだこと、得たことは一週間後に名古屋で開催したNJBC&Wで日本のJB内で共有しましたが、IJBCで経験したことはとても多く一回の宿泊行事だけでは伝えきることは出来ません。

これからもIJBCで学んだこと、感じたことを頭の中に残し、日本のJB内に浸透させていきたいと強く思います。

 

(日本ジュニア代表 山田 野乃)