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TEA(東アジアJB会議)開催報告

2019年8月15日~19日、東京

2019年9月14日

 8月15日から19日に東京のオリンピックセンターでTEAが開催されました!TEAとは、Teamwork of East Asiaの略で、特に東アジア地域のJBのためのワークショップです。コーディネーターには日本のSr.NJRである武藤有為、プランナーには日本からJr.NJRである川田歩と関東支部委員長である塩沢晃平がホームスタッフと兼任、また香港とモンゴルから1名ずつの5名で行い、参加者は日本、香港、モンゴル、ベトナム、ミャンマー、ロシア、フランスから集まった合計31名となりました。

 TEAは例年2月または3月に開催されていましたが、今回は試験的に8月に行い、2017年以来日本で開催されました。今回のテーマは”TEAm building"として、参加国のJB間のつながりを強化し、東アジア地域のJB活動をより良いものにしたいという目標をもって行いました。

プランナーによるセッションではチーム内の諍いの原因を話し合ったり、JBとしての基礎的な知識やプランニングの方法を伝えたりしました。そのあと、参加者でプランニンググループを作ってプランニングをして3日目のアクティビティを全て参加者に任せる、といったことを行うことで参加者同士が国の枠組を越えて協力することができました。さらに、各国の国内のJBの強みや弱みなども共有し、国内の状況が全く異なる国もあったためそれぞれの国が刺激を受け自国に還元できるものを探す良い機会になりました。また、4日目にはエクスカージョンで原宿エリアに出かけ、夜はナショナルナイトのような形で各国の参加者によるパフォーマンスを披露するなど、交流を深めました。

 また、TEAという東アジア地域のワークショップをもう一度見直すことができました。近年参加者が東アジア地域からあまり集まらず、その内容や存在意義自体も疑問視されることが多くなってきた為、今回のTEAでその目的や開催意義などを参加者と討議して再確認しました。私たちにとって何より喜ばしかったことはこれからのTEAを話し合う場でプランナーからの「TEAは存続していくべきか」という問いに全ての参加者が「TEAは必要」だと答え、東アジア地域の強い結束を感じることができました。今回のTEAでのアクティビティを通して参加者は国を越えたネイバーフッドという東アジア地域の枠組の仲間であるという意識を高めることが出来たと思います。

 そして最後になりましたが、今回は日本開催ということで日本協会の皆さまやホストファミリーを受けいれてくださったご家族など様々な方にご協力いただきました。TEA開催に関わって頂いた全ての方へこの場を借りて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

Sr.NJR 武藤有為・Jr.NJR 川田歩