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JASPARC参加報告

(8月23日~28日、中国浜州)

2017年11月29日

 2017年8月23日~28日、中国で開催されたJuniors Asia-Pacific Regional Conference (JASPARC)に参加してきました。今年は通常と異なり、8月に開催されましたが、それにも関わらず、JBがいるアジアの13カ国から54名の参加者が集まり、日本からはNJRである2名を含む4名のJBで参加しました。JASPARCは年に一度、アジア太平洋地域から集まったJBと共に、アクティビティやディスカッションを通して、アジア太平洋地域のJBの発展を目指し、これからの各国のJBについて意見交換やアイディアを出し合う国際JB行事です。
 今年のJASPARCではCISV国際で定められている4つのJBゴール、4つある中の3つ、Develop individuals and leadership、Encourage education and action、Develop our organizationをテーマとし、それらに基づいてセッションが行われました。
 1つ目のテーマであるDevelop individuals and leadershipでは、CISVが自分たちの人生にどのような影響を与え続けているか、今までのCISVでの経験を振り返り、個々のリーダーシップの向上を目指し、JB活動を通してどのようにこれから成長していきたいか話し合いました。
 2つ目のテーマであるEncourage education and actionでは、2017年度のCISVのテーマであるHuman Rightsにフォーカスし、アジア太平洋地域における植民地主義と近代性の関係について考え、どのような政治的、文化的な影響を受け、それが現在、私たちアジア人のアイデンティティにどのように影響しているのかについて話し合いました。
 3つ目のActively develop our organizationでは、CISVが2018年までに達成すべき目標が定められているStrategic Planをもとに、JBがどのようにCISVの発展に貢献していくことが出来るか皆で考えました。
 また、今年のJASPARCのハイライトでもあるAPAC(JASPARCと同時に開催され、国際理事や支部長で構成されるアジア太平洋地域の国際会議)との合同セッションも行われ、JBとのより良い関係構築の為、お互いが他者に求めることについて話し合い、お互いがどのようにこれから協力し合っていくべきか、今後の方針について考えました。自国のCISVの発展、認知度向上に向け新しいプロジェクトを考える時間も設けられ、今後の活動に活かせるたくさんの素晴らしいアイディアが集まりました。
JASPARCは年に一度、アジア各国の意欲的で熱心に活動しているJBが一堂に会します。意見やアイディアをシェアし、これからのJB活動に必要な熱意、知識、スキルを存分に得ることが出来る価値のある国際JB行事です。次回、セブ島で開催されるJASPARCでは、今年以上に多くの参加者が期待されます。是非、日本からも沢山のJBが参加し、素晴らしい経験や知識を習得してもらいたいと強く思います。

(日本ジュニア代表(NJR)山田野乃)