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JASPARC 2022報告

Jr.NJR 岩野亜美

Jr.NJR 西山世里奈

2022年9月23日

2022年8月12日〜17日に、インドのラクナウでRTF/JASPARC2022が開催されました。昨年度まではオンラインでの開催でしたが、今年度はコロナ禍で初めて対面での開催となりました。日本からは、2名のNJR(国際ジュニア代表)を含めた3人のJBがJASPARCに参加し、全体ではJASPARC11名、RTF16名が集結しました。今年度は参加国や人数が例年より少なかったため、各国の活動や課題に対して、より深く知ることができました。

キャンプ中は、様々なセッションを受け、刺激を受けました。CISVという観点から、過去を振り返り未来を考えるセッションでは、コロナが流行する前までの「日常」とコロナが流行している今の「日常」について振り返り、コロナ禍でも前向きに活動してきたJB JAPANの強みや誇らしさを、改めて感じることができました。他にも、motivationとresourcesの充実度を測るセッションでは、自国のJB活動がmotivationとresourcesの程度を表したグラフのどの位置にいるかを、オリジナルの国旗を作って貼るアクティビティを通して、各デリゲーションがコロナ禍で行ってきたことを共有しました。日本だけでなく他の国のJBが抱える問題を再認識し、自国に活かせることはなにかを考える良い機会となり、とても印象的でした。15日はインドの独立記念日の祝日で、毎朝サイト周辺でパレードがあり、独立記念日当日の朝は大規模な全体集会に参加させていただきました。この日は最も重要な祝日のひとつのようで、CISVのことについて深く学び直すだけではなく、現地の文化についても肌で触れることができ、とても良い経験となりました。

コロナ禍における対面行事の再開は、我々NJRにとって、そして参加者にとって、非常に有意義な4日間となりました。長引く異例の事態の中で、参加させていただけたこと、とても感謝しております。来年度のJASPARCは5月にインドネシア・バリ島で開催予定です。対面での開催が再開した今、多くの日本のジュニアが国際行事に参加するきっかけに、また日本のジュニアと太平洋諸国のジュニアの関係が深まり、互いのJBコミュニティの発展に活かせる機会になるよう、NJR一同尽力して参ります。