サイトへ戻る

JASPARC報告

Sr.NJR(National Junior Representative) 岩野 亜美(関東支部)

2023年7月13日

5月1日から6日までインドネシアのバリ島にて、APRW&JASPARCが開催されました。JASPARCとは、”Junior Asia Pacific Regional Conference”の略で、年に一度アジア太平洋のJBが一堂に会し、自国での活動を共有したり、自国に活かせるような新たな学びを得ることができる貴重な機会でもあります。日本からはNJR 2名を含めた6名のJBが参加し、アジア太平洋圏のJBとセッションやディスカッションを通して、今後のJB活動について議論してきました。今回の参加国は、日本、インド、インドネシア、オーストラリア、韓国、シンガポール、タイ、ニュージーランド、フィリピン、ベトナム、香港、モンゴルの12カ国で、参加者の総数は56名でした。

今回のJASPARCでは、普段国内JB活動では機会の少ないJB以外のCISVerとの関わりや、TEAのつながりの強さを再確認する良い機会になったと思います。数多くのセッションの中で、自国のリスクマネージャーや別のプログラムであるAPACに参加している国際理事との交流を通して、JBがJB以外の組織の人々と関わることの重要性を感じました。また、自国を越えた規模で活動している、APJB TeamやIJRsからのセッションを受けたことで、CISVの国際的な活動を改めて知ることができました。

特に印象的だったのは、近隣国との繋がりを強化できたことです。今年3月に開催されたTEAも相まって、TEAの4カ国の繋がりとモチベーションはさらに強まったのではないかと思います。来年3月に開催予定のTEAに向けて、各国のトレーニングやTEAの告知に力を入れたり、事業前後でTEAでの学びが深まるような工夫を考えました。この動きに続いて、他の近隣国間の繋がりも強まるようなロールモデルになっているのではないかと思います。

今年度は、例年に比べ日本からの参加者も多く、慣れない環境ながらも毎日のセッションに積極的に取り組む姿が印象的でした。来年は日本開催となります。今回よりも多くのJBが国際行事に参加してもらえるよう、日本のCISV活動に行事を通して得た学びや経験を伝えていきたいです。