私はこのキャンプでいろいろなことを学びました。
ビレッジとは違い、自分達だけが勝つということを考えているとクリアできないアクトがたくさんありました。
日本のカルチャーアクティビティでは「Yellow and blue」というアクトをやりました。このアクトは黄色と青色の紙を出し合って点数を競い合うというものでした。取引をする相手と出す紙を相談する時間があり、だますのか信頼するのかというところがとても重要でした。
また、プランニングタイムという時間があり、デリゲーションとは関係なく構成されたチームでアクトを考え、やるというものでした。私は英語がとても苦手で不安でした。しかし、理解しようという気持ちがあれば言いたいことが伝わり理解できるということがわかりました。私のプランニングタイムの班の子はみんなとても優しくて私のぐちゃぐちゃな英語でも聞いて理解しようとしてくれてとてもうれしかったです。
自分ではなかなか積極的に意見を出すことが出来なかったので、もし次のキャンプに参加することになった時にはしっかり自分で自分の意見を言えるようにしたいです。
インドからユービーという子が来ていました。彼は日本の漫画のドラゴンボールが大好きで、ずっと「Goku!」と言ってました。ある時私が一人で座っていると彼は話そうとして寄ってきてくれました。一週間という短い期間の中でそこまで親しくない人に手を差し伸べることは自分であれば見て見ぬふりをしてしまうので出来るのはすごい、良いことだなと思いました。そんな彼の顔を思い出すと今でも泣けてきそうです。
夜はよく部屋の子と話してました。インドネシアから来ていたヴィンセントという子がみんなに日本のお化け、さだこを教えていたため、部屋の中でさだこのことをよく話しました。他にも、鬼や神隠しのことについて私から教えました。最もみんなが使っていた日本語は「あつい」でした。
特にインドのデリゲーションのみんなは口々に「めっちゃあつい!」と言っていました。インドのリィシィという子は最後の日に部屋を一緒に片づけてくれました。やっぱり一人より二人、二人より三人でやる方が効率よいということを改めて感じました。自分も困っている人を見捨てずに手を差し伸べてあげたいと思いました。
そして、何よりも大事だと思ったことはお互いを尊重し合うことだと思いました。意見を尊重することによって、対立したり、けんかが起きなくなるのではないかと感じました。
今回のキャンプでは色々な人と友達になることが出来てよかったです。ビレッジでも一緒だった晃太郎君、英語が聞き取れるようになっていて成長を感じました。
その他みんな、しっかり英語が話せていてかっこいいなと思いました。もとひろ君、一緒に英語がんばろう。そして、リーダーのりえさん、一週間通訳ありがとうございました。
このキャンプで学んだことを次のキャンプや生活で生かしていけるといいなと思います。
(東海支部 エイジ)