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関東支部国際オンラインキャンプ開催

「新たな可能性」

ディレクター 髙瀨広晴(関東支部)

コロナウイルスの世界的な流行によって例年とは違った年末年始を送った2020年12月と2021年1月。本来ならここ日本で世界中の12、3歳の子供たちが対面で集まる予定だったがそれも中止となり、どのようにするか考えた時にスタッフ全員が継続・オンラインでの開催を目指すことになったこのオンライン・ユースミーティング。その後、オンライン上で研修を重ねていく中で、これからどのようにオンラインキャンプを実現させるか、どのようにオンラインとしてのキャンプを作るか模索していきながら、キャンプの外枠をデザインしていった。期間は2020年12月26日、27日、2021年1月2日、3日の4日間。参加者は日本・ブラジル・フィリピン・ミャンマー・タイから12〜14歳のユースと、彼らをまとめるリーダー、そして我々スタッフ。誰もが体験したことのないことを手探りで決めていった。1ヶ月前からはリーダーとも連絡をとり、本番に向けて直前まで準備を詰めていった。

こうして総勢41人で作り上げたこのオンライン・ユースミーティング ”iCONTACT”は、自分にとって大きな挑戦であり、また多くの学びを得られる経験となった。

まずは何よりも、世界でも初の取り組みとなるオンラインキャンプの実装に向けて、他のスタッフやパストスタッフの方々と何度も相談した。招待国、期間、当日のスケジュール、アクトの内容など、従来のキャンプにおける準備に加え、前例のないものであるだけにビデオアプリケーションなどの使用媒体や、日々の生活が徐々にオンラインでの活動にシフトしていく中で見えてくる問題点、アクトそのものをオンラインでどう行うかなど全員が手探りで準備していく形になった。全体を通して自分がキャンプに使えると思ったツールや技術は積極的に提案して試行するようにしたし、特にアクトのプランニングに関してはオンラインであっても自分たちが何を伝えたいかを重点的に話し合い、今できることを実現させるよう努力した。

また、ジュニアスタッフでありながらディレクターも務めさせていただいたことも個人的に大きなチャレンジであった。今まで集団のリーダーとして活動したことはなかったため、最初は面白そうという理由で引き受けたものの、実際に物事をとりまとめる中で考えることや改善することも多かった。本格的なプランニングは2ヶ月前から始めるなど残されている時間が少なかったために、困難こそ多かったが一つの形が出来上がったのを見ると達成感も味わえた。

初めてのことだらけのこのキャンプをディレクターとして開催できたことは、これに携わってくださった全ての人のおかげだ。そして、このオンラインキャンプという新たな可能性とまだまだ良いものを作ることができると確信したため、今後はこのキャンプがロールモデルとなってより良いものが作られることを願っている。

 

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