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ユースミーティング参加報告

充実した8日間」

(ドイツ リューネブルグ 2017年12月27日~2018年1月3日)

2018年10月20日

 今回のユースミーティングでCISVでの派遣は3回目でしたが、このドイツで過ごした日々は私にとって常に新鮮で充実したものでした。またCISVに参加できるという事、自分の知らない街に行ける事、出発前から全てが楽しみで仕方ありませんでした。

 キャンプの中で特に印象に残っているのはスケジュールを自分達で1から考えディスカッションをした事です。1人1人が意見を持って話しあう上で、自分達の力での自分達のキャンプを作り上げなければいけないのだ、という事を実感しました。スタッフの「自分達のキャンプを最高な思い出に出来るかどうかは自分達次第だ」という言葉にはとても考えさせられ、キャンプ中この言葉をよく思い出しました。

 スケジュールを決める時だけでなく、アクト内でも多くのディスカッションをしましたが、周りの堂々と自己主張できる姿には終始圧倒されました。またみんな自分の意見をただ述べるだけでなく周りの意見をよく聞こうとしている姿勢には、見習わなければと感動しました。ディスカッションやアクトが白熱するあまり、自分たちで決めたはずのスケジュールが急遽延長することもよくありましたが、それさえも良い思い出です。

 また、このキャンプの参加国はヨーロッパが多くアジアからは日本だけだった、ということはとても刺激的で、彼等と自分の知っている世界の違いや言葉の壁、様々な事について考えさせられました。特にテロや難民の問題など、彼らが実際に身近に抱えている問題についてディスカッション出来た時は、私もこれらの問題は他人事では無いのだと実感しました。

 一方フリータイムやシエスタでは、子供の様にはしゃいだり、突然極寒の屋外を散歩したり、新しい友達と沢山の思い出を作る事が出来ました。そして、ユースミーティングは楽しむ事だけが目的では無いと教えてくれたこのキャンプは、私にCISVとの関係をこれからずっと続けたい、もっと様々な事を経験したいと思わせてくれる最高な思い出になりました。

関東支部 シエナ(CISVネーム)