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TEA(Teamwork of East Asia)報告

2018年2月27日

 2018年2月23~27日、ベトナムのハノイでTEAが開催されました。TEAは東アジアのJBのためのワークショップであり、コーディネーターにベトナム1名、プランナーに福徳滉太(関東)、ベトナム2名、香港2名に、参加国は日本、ベトナム、香港の3ヶ国でした。
 今回は異例のベトナムのウィンターキャンプ(日本で言うとユースセミナーにあたる行事)と合同開催だったため年齢層が少し下がったこともあり、グループに分かれてセッションをプランニングしたりといった知識を吸収するというよりも、ベトナムの参加者たちにCISVの理念やJBの役割とは何かを伝えることに重点を置きました。
 また各国が持つ様々な問題点をシェアし、同じ東アジアであるのに全く違う部分または共感できる文化や価値観を理解し合いながら様々な意見を聞くことができました。意見を言うのが得意な参加者も苦手な参加者もお互いに尊重し合い、衝突もありましたが全員で話し合いを良い方向に持って行くことができたと思います。また近年のJBの問題点でもあるCISVにおける人材不足や定着率の悪さついての改善点についても上手く伝えることが出来たと思います。
 Farewell Partyでは各国で出し物をしたり、エクスカージョンではハノイ市内をベトナムのスタッフやJBの案内のもと日常生活や歴史に触れながら全員で楽しむことができました。
 日本人参加者の中では国際JB行事に今回初めて参加する人が多くこれから活動していく人たちが多かったので、今回のTEAで得た経験や反省を元に次からの国際JB行事に還元していきたいという意識が生まれたことは大きな収穫だと思います。
 そしてなによりCISVベトナムの皆さん、ホストファミリーの方々、そしてCISVジャパンの皆さんのおかげでいくつかの問題のあった今回のTEAを無事に開催し帰国することができ、感謝の言葉ではとても言い尽くせないほどの気持ちでいっぱいです。この経験を元にCISV JAPANがより良いものとなるように邁進していきたいと思います。

福徳滉太、武藤有為、青木采里奈(NJR一同)