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TEA 2025 ~Red Bull~

2025年10月9日

2025年2月5日〜10日にかけて、香港でTEA(Teamworks of East Asia)が開催されました。今年のTEAはTEA加盟国(日本、モンゴル、韓国、香港)から30名参加し、日本からは、Jr.NJR川野布美子が、プランナーを務め、他の国のプランナーと共にたくさんのセッションを準備しました。その他には、Sr.NJRの西山世里奈、神谷佑志、平井奏衣、和田桜々葉、吉川莉央が参加しました。いつもより人数が少なかったので、参加者同士の距離が近くなりました。


日中は、JB活動とは何かという基礎情報の共有から、プランニングのやり方についても幅広い議論を行いました。とくに印象的だったのは、各支部の必要なリソースについて話し合って、そのために何ができるかを考えたことです。それぞれの国が課題を抱える中「うちではこうやっているよ」というアドバイスがもらえ、勉強になりました。プランニングについては、チームに分かれて、それぞれがテーマを与えられて、そのテーマに沿ったアクティビティを準備しました。実際のキャンプでハンドリングをする際にはどうしたらいいか、経験のあるJBのアクティビティを通して学ぶことができました。また、ララバイの時間は特にリラックスしながら、仲を深めることができ、CISVの自由で壁のない雰囲気が嬉しかったです。リーダーの経験がある人、スタッフの経験がある人に話を聞くことによって、実際キャンプで活動するのはどんな感じなのか理解を深めることができ、リーダーをやってみたいという思いも強くなりました。


香港のディレクターは、TEAを開催することで香港JBが戻ってきてくれたと、とても喜んでいました。一方、TEAの参加国にとっては、ビザを取得する必要がなかった点も、香港開催の魅力の1つでした。


ディスカッションのとき、中国と香港の関係についても少し話しました。香港の参加者の中には、中国本土と香港は “地域差” という認識を持つ人が多かったように思います。文化や帰属意識から、互いを違う国のように思っていると考えていたので、意外でした。


全日程を通して、東京よりも心地よい気候にも恵まれ、セッションやアクティビティを通して、交流を深めることができました。また、遠足や香港式のバーベキューなど、各国の文化を肌で感じられる体験もできました。バーべキューで交流を深めるのは香港スタイルとのこと、理事や支部長も参加してくださいました。
久しぶりのTEA香港開催に参加させてくださった皆様に感謝申し上げます。