2019年8月5〜31日、合計9カ国、参加者45人、スタッフ9人の総勢54人によってステップアップが国立信州高遠青少年自然の家にて開催されました。

　スタッフはほぼCISV経験が無く、参加期間もバラバラのメンバーによって構成されており、終始手探り状態ではありましたが、大きな怪我や問題もなく、何とか無事に終える事が出来ました。

今回のテーマは「Shape of Space」、参加者全員がこのキャンプをきっかけに、様々な葛藤に向き合い、宇宙の様に無限に可能性を広げて欲しい、自分なりの宇宙の形を見つけて欲しい、そんな思いを込めました。全員の参加者がいつもとは異なる環境、文化のもとで暮らす事に様々な葛藤を感じながらも、お互いの絆を深め合い、最後には涙を流しながら別れを惜しむ関係になる事が出来、参加者一人一人の成長を感じる事が出来ました。

　今回、ステップアップの特徴でもあるLocal Impact Dayには、EXILEのUSAさん、世界一周の経験があり、東日本大震災の被災者でもある菅原さんのゲスト2名をお呼びしました。ダンス言語を使った交流と、世界の問題を体感するという全く異なるタイプの経験をする事が出来、全員とても楽しみながら積極的に参加していたのが印象的でした。

　準備期間も含め、ここまでかなり長い道のりではありましたが、想像のつかない光景が現実となり、ハプニングもありつつも、無事にキャンプを終え、とても貴重な経験をする事が出来ました。又、最後にはなりますが、今回のキャンプは、ホストファミリーの受入をして下さった方々、サポートに来て下さった方々、大会委員会の方々、支えて下さった全ての方々のお力無しには無事に終える事は出来なかったと思います。この場をお借りして皆様に感謝申し上げます。長い間にわたる様々なサポートを、ありがとうございました。

ディレクター　高橋香南子