8月6日から8月28日までの間、長野で関東支部の日本大会を開催しました。
ディレクターのナオ、スタッフのジュン、ユキ、マッキー、たく、りょう、りく、計7名でSUの運営を行ってくれました。参加者の笑顔、ホストファミリーをはじめ多くの方にお手伝いをいただきましたが、皆さん口々に良かったと仰ってくださり、充実したプログラムであったと感じています。協力いただいた中でいくつか、印象に残ったことを紹介します。
　ユースキャンプインの前日に台風５号が日本に上陸しました。予報では丁度、キャンプインの日にはキャンプサイトを直撃することになっていました。前夜は観測史上最多の雨量が高速道路は通行止め、JRを運休にしてしまいました。キャンプサイトの無事を心配しつつ、キャンプインはできない可能性があるため、ホストファミリーの皆様に相談をしたところ、ホストファミリーの皆さんもご都合ある中、台風でキャンプインできない場合はもう一泊どうぞとおっしゃって頂きました。困り果てている時に本当にありがたい言葉でした。翌朝、多くの方の願いが通じたのか、奇跡的に台風はそれて出発予定時間に間に合うように高速道路も復旧し、無事ユースは青空のもと、キャンプインできました。
　今年は重いアレルギー、グルテンフリーの対応が必要なユースが何名かいました。3週間の食事の準備、ホストファミリーにも特別な配慮が必要でした。当初どうなることかと思っておりましたが、ホームステイ担当のみなさん、大会委員会のお医者様の西本先生を中心となって、色々とアイデアをだし、ホストファミリー、スタッフに料理の方法、アレルギーの対応等、一つ一つ時間をとって理解を深めて下さいました。実際キャンプ中においてもスタッフたちが毎日、グルテンフリーのユースのために少しでも美味しく、他のユースと同じように楽しめるようにと配慮をしていました。
　プログラムの一部の話なのですが、こんな話を少しずつ積み重ね、皆さんに支えられてやってこられました。
　今年もどこかで、子供たちの「キャンプ楽しかったよ」という声と一緒に、「お母さんもホストファミリーをやって楽しかった」「お父さんもキャンプサイトで手伝ったよ」と素敵な会話がはずんだと思います。

関東支部大会委員長 福徳光師