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ビレッジ参加報告「CISVキャンプで学んだこと」

2019年7月5日~8月1日、スウェーデン/リンシェービング

2020年7月8日

 私がCISVキャンプに参加した目的は、世界から戦争をなくすために、自分に何ができるかを考えるためです。
 今回は、11歳の子たちが、合計65名、12か国から参加しました。
 約1か月間、一緒に住んでお互いの文化を知り、心から信頼できる仲間になれました。
 最初はどんな子が来るのだろうと思っていましたが、世界のみんなはとても優しかったです。この優しさが平和につながると思います。CISVキャンプが今後も続いて、仲間の輪が広がっていけば、世界はもっと仲良くなれると思いました。

◆ホストファミリー
 大自然の中の大きなお家に住む6人家族に受け入れてもらいました。
 羊やねこ、うさぎなどの動物がたくさんいて楽しかったです。
 ホストファミリーの子供4人と一緒に、湖遊びや城めぐりに連れていってもらいました。お父さんはスーパーの店長マーティンと友達で、インタビューするチャンスを作ってくれました。アイスクリームを買ってもらったり、私たち3人のための特別なおもてなしが、とてもうれしかったです。
 ホストファミリーは、全員が英語を話せたので、コミュニケーションがうまくできました。お互いを知るためには、英語で話せることは大事だと思いました。

◆スウェーデン
 スウェーデンで有名なものといえばイケア(家具)やビラー(お菓子)ですが、ダンスも学びました。
 「ちいさなカエル」というダンスをナショナルナイトでおどりました。
 「カエルには耳も尻尾もないけれど、豚にはあるよ」という歌詞を歌います。
 また、ダーラヘストという馬の置物が有名で、どの店にもあります。ダーラへストは高すぎたので、馬のキーホルダーとピアスをお土産に買いました。馬にのって槍で戦うショーもみました。迫力があって、馬と仲良しな人たちだと感じました。

◆各国の紹介
 ナショナルナイトで各チームが国の紹介をしていきます。一番印象に残ったチームはノルウェーです。
 DVDで王様の住むお城や、美しい自然、町を見ました。そのあとゲームをしました。ポテトゲームといって、じゃがいもの収穫に使う大きな布袋に両足を入れて、飛びはねてゴールを目指すゲームです。すべって転んで大盛り上がりでした。
 日本チームは、忍者に変身して、折り紙、習字、わりばし鉄砲をみんなに教えたり、祭りの服を着てソーラン節をおどりました。日本の人気は高かったです。なぜなら、お菓子はすぐ売り切れたし、ソーラン節を習いたいと言ってくれた子たちがいたし、忍者が大好きな子もいたからです。その子は交換した忍者服を着てキャンプを過ごしていました。両親やリーダーに準備を手伝ってもらったおかげで大成功でした。

◆アクティビティ
  不公平ゲーム、目かくしゲーム、走るゲーム、などたくさんのゲームをしました。
私は走るゲームが一番楽しかったです。走るゲームをすると、ブラジルが必ず一番でした。サッカーをやっているそうで、走るのが得意な人が集まっていました。ほかのゲームではあまり差がでませんでした。世界の11歳はみんな似たような感じと思いました。
 一番印象に残ったゲームは、6人ぐらいでおこなう「目かくしゲーム」です。一人の子が目かくしをして立っている姿勢から後ろにたおれます。残ったまわりの人はたおれてくる人の体を支えます。周りの人を信頼できれば、たおれるのはこわくありません。支える子たちは、だんだんチームワークが良くなってきます。このゲームでは、思いやりとチームワークで信頼関係が強くなることを学びました。
 たくさんのアクティビティで協力しあったことで、12か国の子どもたち全員と家族みたいな強い絆ができました。

◆うれしかったこと、つらかったこと
 うれしかったことは、友達がたくさんできたこと、ブラジル、コスタリカ、デンマークの友達と親友になれたこと、12か国のことを知れたことです。食事やアクティビティは、毎日ちがうグループだったので、全員と話ができました。ビアとヘレナとは、家族ごっこをして、特に仲よくなれました。
 つらかったことは、みんなと別れることで、涙がとまりませんでした。お別れの時にも飛行機の中でも泣きました。ホテルでも泣いて目がはれてしまいました。
でも、これからも連絡しあうことを約束したので、楽しみが続きます。
 日本チームとも協力して世界を広げていきたいと思います。
 みんな、ありがとう!

れい(東海支部)