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アジア太平洋地域ワークショップ(APRW)参加報告

2019年3月21日~26日、ソウル

2019年4月20日

 アジア・パシフィック地域のCISVに関わる人が集まる会議・ワークショップ。これがAPRW(Asia Pacific Regional Workshop)であり、毎年大体3月末に開催されます。開催地は毎年アジア・パシフィック地域の国々が持ち回りで、今年は韓国のソウルで開催されました。東南アジアで開催だと、暑いパターンが多いのですが、この時期のソウルは雪が降る日もあり、まだ寒かったことが印象的でした。

 APRWはキャンプではないけれど、CISVを体感する場としては、非常にいい機会です。日本や韓国、香港・中国などの東アジア、タイ・べトナム・インドネシア・フィリピン・ミャンマー・シンガポールなどの東南アジア、オーストラリア・ニュージーランドなどのオセアニア、さらにはモンゴルやインドなどと、「アジア・パシフィック地域」という何とも壮大な地域から、今回も200名以上のCISVの仲間が集まりました。
 APRWでは、いくつかの会議またはワークショップに分かれて、どれか1つに参加するということが基本になります。ワークショップも「ビレッジ」や「モザイク」といったプログラムに関するものから、「チャプターディベロップメント」といった支部の運営に関わるもの、「TTT」といったトレーナー育成プログラム、CISV初心者やCISVに参加して日が浅い国や支部にCISVの基本を教えるプログラムなど、色々な対象者に様々なワークショップが開かれます。
 また参加者で多様なのは国だけでなく、世代も非常に多様です。私の参加したワークショップでも20・30・40・50・60代までいましたし、全APR(アジア太平洋地域会議)/JASPARC(ジュニアアジア太平洋会議)で見たら15歳から上は80歳位までいる大変多様性豊かな場です。
 国も仕事も世代もバラバラな仲間がこうして、CISVを通じて仲良くなり、一緒の時間を過ごすという経験は、本当にCISVerならではの貴重な体験だと思います。私もAPRWには過去何度か参加していますが、参加する皆さんは本当にフレンドリーで明るいです。これから参加を検討する方は、楽しそうに友人を作りながら海外旅行する、位の気持ちでも是非参加をオススメします。意欲をもって自分から飛び込むことで、自分の知らない温かくて明るい世界が広がると思います。

広報プロモーション部会長 鈴木勇貴(ゆぶ)