サイトへ戻る

2022年冬国際プログラム開催・派遣報告

CISV日本協会理事(YM副部会長)千田奈穂(なふぅ)

2023年2月2日

この冬、関東・関西・東海支部から、ビレッジ(VL)2チーム、ユースミーティング(YM)3チームを派遣し、さらに関東にて15日間YMを開催しました。

コロナ禍の開催・派遣ということで、準備から派遣・開催中もドキドキの連続でした。

派遣については、コロナ禍初のチーム派遣のため、例年の準備に加えて、コロナ感染対策関連に対応する必要がありました。派遣前はワクチン接種状況の確認やお願い、ワクチンを3回接種していない参加者の現地での帰国前PCR検査の手配、現地スタッフから送られてくるプレキャンプのコロナ関連事項の確認と対応、持ち物の確認(普段は解熱剤をのまない子も持たせましょう!)などなど、たくさんの事前準備がありました。

キャンプ中に隔離者が出たと報告を受け、陽性の子とランチを一緒に食べていたデリゲーションは大丈夫なのか、と心配したこともありました。キャンプ中の抗原検査や帰国前のPCR検査が陰性で、無事皆そろって帰国できるとわかったときは、安堵しました。各支部の方々も、派遣前だけでなく、派遣中も密に現地と連絡をとりながら対応され、みなが無事に帰国した時には、本当に安心されたことと思います。

また、myCISVという新しいシステムが導入され、フォームなどの書類がオンライン上での提出となりました。フォームもマイナーチェンジがあり、内容の把握、保護者のみなさんへの研修など、慣れないmyCISVの利用に試行錯誤で対応いただきました。

お疲れ様会をしたら話が尽きないことかと思います・・・。

皆さまのおかげで無事に参加者が、出発・帰国することができました。帰国者の元気に帰ってきた写真を見ると、コロナ禍初の派遣で、通常以上に対応することがあり、だいぶ大変だったけれども、みな、キャンプでよい体験をしてきてくれたんだな、と嬉しく思いました。大変だったことも、参加者の笑顔や楽しかったという話を聞くと帳消しになってしまうんですよね。帰国報告会で話を聞くのが今から楽しみです♪

日本大会は、2022/12/26-2023/1/9に山梨県韮崎市にて15日間YMが、関東支部主催で行われました。ディレクターは東海支部所属のしょうき(伊藤翔生)。夏の国内キャンプのディレクターでもあったため、コロナ禍でのキャンプ開催を体験しており、心強かったです。

10月に、海外からの単独旅行者の来日規制が緩和されたことをうけて、急遽開催を決定しました。海外からの参加者を迎えてのコロナ禍開催は初めて。国際からのコロナガイドラインを熟読し、国際提供のオンラインセッションに参加しました。施設とも相談を重ねました。(施設担当スタッフのもえ、キャンプ終了後の対応も含めて本当にありがとう!)

2か月少ししかない準備期間、何度も何度もミーティングを重ねました。支部委員・役員でミーティングをした日も、気づいたら日付が超えていて、2時過ぎ…日付を超えてのミーティングはさすがに頭も回らなくなるので、おすすめはしませんが、コミュニケーションの大変さ・大切さを改めて実感しました。

また、夏の国内キャンプ同様、国際キャンプでも支部サポーターのお手伝いが不可欠です。今回も支部会員さん(保護者のみなさん)・LTC&STC・JBなど様々な方にお手伝いいただき、感謝しております。隔離者の対応で忙しく大変だった時もあったけれど、良い経験になった、とおっしゃっていただいたそうです。

私自身も最後の3日間支部サポーターとして参加してきました。やっぱり、あの現場の感じは良いですねぇ。1泊2日の短期間でも(もちろん長期でも)キャンプの様子を垣間見れる特典付きです。若いスタッフたちのエネルギーに触れれる良い機会です。2023年のサポーターも募集中ですので、ご興味がある方は、是非各支部にお問い合わせください。

派遣・開催両方に関わり、CISVは本当に色々な方のご協力や思い・熱意によって支えられていると、あらためて実感しました。リーダーやスタッフ、支部役員・委員さんのご尽力はもちろん、ご寄付くださった方々、お手伝いくださった方みなさんがいなければ、この2022年冬の派遣・開催はかなわなかったと思います。本当に感謝しかありません。

2023年はVL,YM,SUの派遣があり、そして、VL,YMが全支部にて開催予定です。

より多くの笑顔に出会えることを楽しみにしています♪